2025年は多忙なのか、暇への再渇望なのか。

2025年 振り返り

今年もあともう少しで終わろうとしているので、例年恒例(きっと)、今年の振り返りをさくっと記しておこうと。

2019年末にニュージーランドにきてから気がつけば6年が経つ。恐ろしい限りだ。
そして今年はついに、ニュージーランドの永住権を獲得した。大学生の頃は普通に就活をしていて、就職する一歩手前まで足を進めていた自分が、就職経験もなしに海外で生活をしているとは誰が想像できただろうか。

この5年間くらいビザのことで相当悩まされてきた。
スペインに行く時はビザを申請するためだけに、まずは日本に4ヶ月間滞在しなくてはいけなかったし、ニュージーランドに帰ってくる時にはビザが降りるのにまた4ヶ月ほど待たされた。パートナーシップビザを取得した時は比較的にスムーズにことが進んだが、自分で書類を用意するものもたくさんあったし、日本から書類を取り寄せるためだけに数週間待つこともあったし、もちろん費用もかなりかかるし、何かとストレスとは切り離せないイベントだった。

そんなこんなで、ついにレジデントビザを取得できたことにはかなりホッとしている。
今年を振り返ってもまずは思い出すくらいに、この一歩は大きかったように思う。

ここで一度、海外に出てからの一年ごとを思い出しておきたい。

2020年:コロナ。初めての海外生活で何もかもがキラキラ。
2021年:初めての無職生活。寝られない苦痛も味わう。気がつけばベジタリアンに。
2022年:オーストラリアでサッカー選手生活。一度ここでサッカーの給料だけで生活する経験をできたことは大きいように思う。二度目の無職生活も経験。
2023年:待望のスペインへ。契約できず1ヶ月で散り、その後はヨーロッパ放浪。
2024年:サッカースクール開設。

今年を一言で表すなれば「多忙」だと思う。
それは精神・体力ともに疲弊していたと言える。
30歳を手前にして、ついにフルタイムという雇用形式で働き始めた。日本のサラリーマンから笑われるかもしれないが、週40時間という勤務時間を人生で初めて記録した。もちろんそれだけなら余裕なんだが、加えて自分のサッカーの活動(練習や試合)、そして週末には自分で始めたサッカースクールの運営がある。
文字通り週7日働いていて、けっこうしんどかった。

何がキツイかって、これまで死ぬほど暇な時間を過ごしてきたくせにいきなり時間がなくなて、本を読む時間も減ったし、何かについて考えを巡らせる時間も少なくなっていた。正直なことを言えば、フルタイムで働き始めた上に、サッカーでの少ない給料とサッカースクールの収入もあるので、収入的な問題は人生で初めて充実していたと言えるかもしれない(あくまで収入の話で支出の量はまた別ですよ)。数年前まで働けない時期を経験したり、収入がなかったりでお金のことには嫌になるくらい悩まされてきたにも関わらず、満たされていない自分がいた。

結局、お金の不安は尽きないし(もっと稼げば話は別かも)、自由な時間が減ったら次はそっちが恋しくなる。なんてないものねだりな生き物なんだろうかと気付かされた。

でもこうして長いスパンで自分の生活を振り返ると、有り余る時間を本に捧げて環境問題に問題意識を抱き、気がつけばベジタリアンになっていたことも、その時の生活ならでは。
今こうして体力を削りながらも仕事に充実して、彼女に指輪をプレゼントすることができたのもこの生活環境のおかげだと思う。

きっと何をしてても悩みは尽きないし不安が尽きたらそれはそれで人生つまらないものになってしまうのかもしれない。寄り道も人生を彩る大事なパズルの1ピースだと思うし、なるように生きていくのがいいんだろうなと、そんなニュージーランドの静かなクリスマスを過ごしています。

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